牛津製薬株式会社について ~パンリバーの開発~
牛津製薬株式会社は、1948年(昭和23年)に創業、レバコールは1962年(昭和37年)に発売を開始しました。鹿児島県では昔から鰹の内臓を塩辛にし、お酒の肴「酒盗(しゅとう)」として食されていました。「鰹の肝臓は、人の肝臓にも良いのではないか?」という事から九州大学他で研究され、レバコールの主成分である「カツオの肝臓エキス」が開発されました。そのカツオの肝臓エキスは、ギリシャ語のALL(すべての)を意味する「パン」と肝臓の「レバー」から「鰹の全てがここにある」という意味を込めて、私たち牛津製薬が「パンリバー」と名付けました。その後、原料のカツオ肝臓エキス「パンリバー」から、ビタミン含有保健薬「レバコールシリーズ」へと繋がって行きます。 牛津製薬の『工場訓』の中に、「私達は、人々の・・・」という言葉があります。昭和、平成、令和と続くこの時代の中で、医薬品と健康食品の製造と販売を通じて、人々の「元気」と「健康」のお手伝いができることに、誇りと責任を持って、日々の業務にあたりたいと思っています。 これから5年10年~50年と、地元の人たちに長く愛される会社でありたい。 もちろん全国のご愛用者様にも、変わらぬご愛顧をいただけるような会社でありたい。 社員全員がそう願って、日々の業務に精励する所存です。牛津製薬は目指します! ALL FOR YOUR SMILE すべては、あなたの笑顔のために
●昭和23年5月 | 非麻薬鎮痛剤ダツラパン注射液(九大薬理学教授貫文三郎博士、九大病院薬局長 松村久吉博士創製)の製造販売を目的として設立。 |
●昭和25年3月 | 天然肝油「サンリバー」を製造し、武田薬工(株)福岡支店を発売元として販売。 |
●昭和27年3月 | 社団法人日本薬局協励会(会員3000名)の指定メーカーとなり、その仕入機関、日邦薬品工業へ一括納入することで経営は安定し、販路も全国に亘り現在に至る。 その間ホルモン剤ビナスルビー、ダンパール、栄養剤ミネラックスからレバコール、レバコールドリンク等の主力製品を開発し液剤主力のメーカーとして特色を現わす。 |
●昭和46年12月 | 福岡比恵工場を買収し、コンドロイチン硫酸、パンリバー(肝臓エキス)を製造開始。 又のりフード(養殖のりの栄養剤)も手がけるが、49年12月のりフードの製造は中止。 |
●昭和48年10月 | 牛津工場にパンリバー製造工程を移転。 |
●昭和49年4月 | 牛津工場に新ドリンクラインを導入し全自動化により生産の合理化を計る。 |
●昭和50年1月 | 牛津工場に新目薬ライン導入により53年4月を目標にGMP実施へのスタートを切る。 |
●昭和53年3月 | 新資本金を4,500万円として液剤完全自動ラインを増設。 |
●昭和54年9月 | 福岡比恵工場、佐賀牛津工場を廃止し、GMP適合工場として牛津工場団地に16,500㎡の土地を購入し新工場を新設、操業開始。 |
●昭和60年4月 | 現工場隣接地10,511㎡を購入し敷地合計27,011㎡となる。 |
●平成1年11月 | 工場生産棟・試験研究室を増改築。 |
●平成9年1月 | 新製品倉庫棟(890.96㎡)を新築。 |
●平成14年4月 | 目薬製造エリアの増改築。RO水製造装置と新型充填ラインを導入。 |
●平成16年4月 | 製品倉庫3への電動式移動ラック導入。 |
●平成16年9月 | レバコールラインにおいて全自動で高温洗浄から乾燥までが可能な洗瓶機を更新。 |
●平成16年12月 | 錠剤用最新四包シール機導入。 |
●平成17年9月 | 錠剤充填室空調工事を実施し、より高次元での温湿度管理が可能となった。 |
●平成19年11月 | 最新型顆粒充填機への更新。 |
●平成20年10月 | レバコールラインにおいて全自動ラベリングマシンを導入。 |
●平成21年1月 | ドリンクラインを新型高速充填機に更新。 |
●平成23年1月 | 資材検査室設置。 |
●平成23年5月 | カメラ付きタックラベラー機導入。 |
●平成23年8月 | レバコールラインにおいてカメラ付き検査機導入。 |
●平成27年1月 | 製造用水設備更新。 |
●令和3年12月 | レバコールアルファ新発売。 |
●令和4年7月 | レバコール黎新発売。 |
●令和4年11月 | レバコール黎・S新発売。 |
●令和5年9月 | レバコールラインにおいてキャップシール機を更新。 |